体験談 海外トラブル

海外で犬に襲われた時の対処方【恥や外聞は捨てろ】

2022年10月4日

ちーぷら
ちーぷらです。
犬怖い。駆逐したい。
海外で犬に襲われた時の対処法をお伝えします。

海外では野犬が街中にゴロゴロしている。
飲食店、コンビニ、駅にいる事も普通。
海外には海外の文化がある。
野良犬がそこらへんで昼寝をしているくらい緩い雰囲気が好きだと言う人もいるだろう。

しかし冷静に考え欲しい。
殺傷能力がある生物が野放しで街を徘徊している恐怖。狂気。
自身が海外で犬に襲われた経験をもとに行っている対処法を紹介するので是非参考にして頂きたい。

俺の屍を越えて行け!!

犬と距離を取る

まず何より大事なのが、犬に襲われない事だ。
襲われなければ噛まれる心配もない。

犬がいる道は通らない

まず俺は犬がいる人通りの少ない狭い道は歩かないようにしている。
路地裏みたいな狭い道に犬がいる場合は迷わす回り道。

一対一で襲われる状況を避ける為にこれを徹底している。
犬がいる道に行かなければ襲われる心配もない。

間に現地人を挟む

毎回、回り道をするのもしんどいから、ある程度広い道や人通りがある通りなら歩く。
しかし犬がいる場合は必ず間に現地人を挟むようにしている。

【犬⇔現地人⇔俺】常にこの状態を維持する事により、襲われる確率をぐっと下げる事ができる。
現地人は野良犬の存在に慣れているので心配無用だ。多分。

緊張しない

大勢の人が歩いているのに俺だけ犬に吠えられる事が多々ある。
寝っ転がってアホ面でゴロゴロしていた犬が俺が通ると急に立ち上がって臨戦態勢に入る事も多い。

恐らく俺の緊張が犬に伝わり、犬も自分を守るために吠えたり、臨戦態勢に入るのだと思う。
現地人にとっては野良犬がいるのが当たり前でリラックスしているから、犬もリラックスしていられる。

犬に襲われた経験があればあるほど緊張してしまうと思うから、なかなか難しいが、己の緊張が犬にも伝わると言う事を覚えておいてほしい。

視線を送らない

不良の性質があるのか、こちらが見ると、あちらも反応する事が多い気がする。
なので野良犬を発見してもジロジロ見ないのが得策。

かと言って完全に視界から外してしまうのも怖いから、視界の隅で犬を捉えながら通り過ぎるのが良い。

夜道は特に注意

犬の祖先であるオオカミが夜行性であったので、犬も夜行性の性質があるらしいが、夜の野良犬は特に危険。
昼間はゴロゴロしている犬も、夜になると目をギラギラさせて辺りを徘徊しだす。

特に東南アジアは夜になると街灯がなく、真っ暗になる道も多い。
そうすると、犬の接近に気付くのが遅れる事があるので、夜道は本当に気を付けて欲しい。

実際に野犬に襲われてしまったら

上記のように野犬に襲われないように、色々工夫を凝らしても襲われる時は襲われる。
では実際に襲われてしまったらどうすればいいのか。

躊躇なく助けを求める

回りに人がいるなら躊躇なく助けを求める事だ。恥や外聞は捨てろ。
助けを求めれば回りの人は必ず助けてくれる。

現地人は犬の扱いに慣れているから、犬を興奮を鎮めてくれたり、追っ払ってくれたりする。
俺は過去に3回海外で野犬に襲われているが、3回とも大きな声を出し、現地人を盾にする事で噛まれる事を回避してきた。
現地人は野犬の扱いに慣れているから心配無用だ。多分。
現に俺を助けた事によって噛まれた人はいない。

超音波アプリを使用する

虫や動物が嫌う超音波を出す事ができるアプリがあるので、それを用いて野犬を遠ざける事が可能。
との事だが無料アプリだし、効果の程は不明。
一応アプリはスマホに入れてはいるが俺も使用した事はない。

不意打ち気味に野犬に襲われた際は、スマホをポケットや鞄から取り出す時間さえないので、あまり実用的とは言えないと思う。

バックや木の棒などで応戦する

回りに人がいない場合は自分で何とかするしかない。
とりあえず野犬を接近させてはいけないので、バックを持っているならバックを振り回したり、なければその辺の木の棒などを振り回して応戦する。

そうして少しずつ後ずさりして野犬から離れる。
野犬も俺が怖くて襲って来ていると思うから、距離を取れば必要以上には襲って来ない。はず。

殺す覚悟を持つ

そしてなんだかんだこれが大事だと俺は感じている。
覚悟の差が勝負を決める。
ちなみに俺は喧嘩したは事ない。

回りに人がいなければ、自分で対処するしかない。
例えば木の棒を振り回すにしても、野犬に当たったらと中途半端な振り回し方ではガブリといかれてしまう気がする。
威嚇ではなく、脳天ぶち割る覚悟で木の棒を振り回す。
振り回す物がなければ、手加減なしの蹴りを入れてやればいい。
とにかく手加減しない事が重要だと思う。

殺す覚悟は、きっと相手の野犬にも伝わる。
むしろ野生に生きる彼らのほうが、こちらの殺意を敏感に察知すると思う。

無様に生を拾う

タイ北部の街チェンライにて二匹の犬に襲われた。
他にも人がいたが、何故か俺だけをロックオンして襲って来た。

実際に襲われると余裕は吹き飛び、相手から目線が切れない。
試合中に相手から視線を外す格闘家はいない。
なので超音波アプリを起動したり、なにか振り回せるものを探す余裕はなかった。

二匹の犬にアンクルブレイクをくらい尻もちをついた時には終わったと思ったが、転んだのが服屋の店先だったので、飾られている服を投げて何とか抵抗。
回りの人が犬を押さえてくれてる隙に全力で逃げた。

恥も外聞もかなぐり捨てた訳だが、振り返るとあらゆる余裕が吹き飛んだ人間の行動は美しいと思った。
例えば海外で、道が分からない時、、まずは自分で歩いて目的地を探したり、スマホで調べたりする。
それでも分からなければ勇気を出して誰かに聞いたりするが、犬に襲われるという緊急事態ならばノータイムで助けを求められる。

そこに恥ずかしいとか、言葉が通じなかったらとか、どうでもいい思考が入り込む余地はない。
余計な事は考えず、目的に向かって一直線ってのは美しいね。
常にこの状態なら最強だな。

ちーぷら
話の飛躍が凄い(笑)


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ちーぷら

地球をぷらぷらしています。 仕事を辞めて意気揚々と世界一周に出かけるもミャンマーにて身ぐるみ剝がされて戦略的撤退。心を癒すためバイクで日本一周。 コロナ後に世界一周リベンジ予定。YouTube/Twitterで旅の様子を発信中。

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