東南アジアを一周したラオスでの日々を振り返ります。
目次
㉚日目 ラオス入国
ローカルバスで国境まで行ってチェンコーン -フアイサイ友好橋を渡りラオス入り。
国境の街フアイサーイに行きたいが、ソンテウのおっちゃんのやる気がない。
ベトナム、カンボジア、タイだと向こうからやってきて「どこに行くんだ?」と聞いてくるが、
ラオスのおっちゃんは俺から話しかけても「え~行くの~?」みたいなリアクション。
やる気もないし、値段も高かったから、とりあえず歩いて街まで行くことにする。
歩いてれば流しのソンテウが来て安く乗せてくれるだろうと思っていたが、一向に通らない。
まともに歩けば2時間くらいかかる。
当然歩いているやつなんていない。
新しい国に入ってすぐ歩く感じ。寂しい。あと人気がない道は犬が怖い。
㉚日目 夜行バスでフアイサーイ→ルアンパバーン
フアイサーイからルアンパバーンまでメコン川をスローボートで二泊三日かけてのんびり移動できるらしい。
面白そうだから是非ともスローボートに乗りたいと思ったが、コロナで休止中らしい。残念。
という事で、夜行バスでルアンパバーンまで行くことにする。
この判断が悪夢の始まり。
バスと言っても大型バスではなく、15人程度しか乗れない小型バス。
リクライニングはなし。車内はギューギュー。
山道をひたすら走るのだが、悪路+めちゃくちゃ飛ばすから定期的に体が浮く。
たまにある休憩が心の癒し。ちょっと外の空気が吸えてストレッチできるだけで気分転換になる。
そんな状況で心を無にすること約12時間。
辛かった。ラオスで夜行バスには二度と乗りたくない。
㉛日目 ルアンパバーン/プーシーの丘
ルアンパバーン着。
ホテルにcheck inして街を散策。
街ごと世界遺産になっているらしいが特に何がある訳ではない。むしろ何もない。
ただ落ち着きはする。
メコン川を見ながらフルーツスムージーを飲んだらめちゃ美味くて感動。
メニューには15000KIPと書いてあったのに何故か10000KIPだった。
ラオスのスムージーはこんな美味いのかと感動したが、どうやらこの店が特別美味かったようだ。
街の中心にある。プーシーの丘はお金がかかるが、手軽に行けてルアンパバーンの街を見下ろせるからオススメ。
メコン川に沈む夕日を見ながら、「思えば遠くに来たもんだ」と悦に入る。
㉜日目 ルアンパバーン/托鉢
ルアンバパーンでは托鉢(生活に必要な最低限の食糧などを乞う事)に参加できる。
本来、托鉢は夜明けを共に行うらしいが、観光客のためにちょっと時間をずらして明るくなってから行っているらしい。
意外と柔軟な考え。
托鉢用のもち米やお菓子を売っているおばちゃんがいるのだが、そのおばちゃんがウザイ。
とりあえず、俺はもち米だけ買ったのだが、しつこくお菓子を買わないかと勧めてくる。
最終的にはお菓子を俺の前に置いて行って、後から金を要求する始末。
おばちゃんのせいで、托鉢に卑しいイメージがついてしまったのが非常に残念。
㉝日目 ルアンパバーン/クアンシーの滝
バイクを借りてクアンシーの滝へ行く
やはりバイクはいい。気持ちいい。
モトブログ再びでかなり喋ったが、文句が多いから大幅カット。
YouTubeのコメントでボヤキがいいとか言われる時があるが、この見極めはわりと重要。
あまりに生々しくなってもよくないから、危険なところはカットする。
あくまでエンタメとして楽しんで頂ければ幸い。
㉞日目 ラオス鉄道でルアンパバーン→ヴァンビエン
ラオスにこんな立派な鉄道があったなんて。
事前情報0だったからマジでビビった。
ルアンバパーン→ヴァンビエンが90分くらい。早い。
列車は全席指定なのだが、みんなシステムが分かっていないのか、違う席に座ってしまっている。
この列車に乗れる人はラオス国内で高所得者にあたるのであろうか??
クソ田舎の何もない所に急に立派な駅が現れるからアンバランスさが凄い。
ラオスっぽくはないが、ラオスの人からしたら知ったこっちゃないからね。
そりゃあ母国が発展するに越したことはないでしょ。
㉟日目 ヴァンビエン/HAPPYを探す
今日は部屋でダラダラしようかと思っていたけど、折角だから散歩に行く。
散歩するならチャリでも借りるか。チャリがあるならブルーラグーンまで行こうかと約7キロの道を走る。
途中で夕立に降られ雨宿りしながらブルーラグーンに行くも特にする事はない。
みんな川に飛び込んで遊んでいるが俺一人だしね。
ヴァンビエンはドラッグが盛んで一昔前は普通に店で売っていたらしいが、流石に今はちょっぴり厳しくなって隠語になっているらしい。
HAPPYがつくのがドラッグの隠語らしいが発見できず。
俺もHAPPYになりたい!!
強く強くそう思うが、肉体的な快楽を追い求めてもHAPPYになれないと思うから、精神的な快楽を追い求めようと思う。
㊱日目 ヴァンビエン→ヴィエンチャン
ヴァンビエン→ヴィエンチャンへバスで移動。
なんか30人乗りのバスって聞いていたのに、実際はソンテウだった。話が違うぜおばちゃん。
3時間くらいの行程で一回もトイレ休憩がないので、ドライバーに停めて貰って立ち小便。
俺が立ち小便してたらみんな車から降りて来て、みんなで小便。
みんなも小便したかったんだなー
㊳日目 ヴィエンチャン/迫り来るモーガンフリーマンの恐怖
ヴィエンチャンでモーガン・フリーマンに付きまとわれる。
モーガン・フリーマンはオーストラリアからの旅行者らしく、一人で来ているから一緒に飲みに行かないかと誘われた(多分)
言葉が分からない人と飲みに行っても詰まらないから断ったが、2日連続で誘って来た。
他の旅行者から話しかけられる事はあっても、俺が英語を話せないのを察するとフェードアウトしていくものだが、モーガン・フリーマンは積極的であった。
そこに不信感を抱いたのと、シンプルに行きたくないから断ったんだけど、なぜか追って来る。
ダンシングおばちゃんに紛れて何とか逃げ切る事に成功したが、彼は何だったのであろうか。
ちなみに後日、twitterをなみに後日twitterでヴィエンチャンでオーストラリア人に声を掛けられて一緒に飲んだいたら途中で意識を失って気付いたらスマホ財布がなかって呟いている人がいたから、俺も飲みに行ったいたら同じ目にあっていたかも。
マジで危なかった。
㊴日目 ヴィエンチャン→バンコク
さらばヴィエンチャン。
ヴィエンチャン→バンコクの夜行バスがタイの通貨バーツでしか買えないという謎の事を言われてしょんぼりしていたら、なんかラオスの通貨で買えた。
よく分からないがこれでバンコクへ行けるぜ。
YouTubeの動画が移動回のほうが伸びる事に気付く。
なるほど。
やっぱ移動の方がみんな興味あるのか。
夜行バスはリクライニングもあって快適そのもの。
さらばラオス。