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久々にバイトでもしよかと、意気揚々とバイトの面接に行ったら落ちた。
世間は人手不足と聞いていたが、俺の聞き間違いだろうか。
人手不足の世の中でバイトに落ちる俺は人未満の存在なのかもしれない。
目次
受かっても受からなくてもいいという驕り
確かに俺は驕っていた。
「別に受かっても受からなくてもいい」と面接を舐めていた。
工場の短期バイトなんて、どうせ人手不足だから、受かるだろうと高を括っていた。
やる気のない志望動機
まず俺の奢りは、志望動機欄に明確に表れていた。
「短期で働ける為」と明記したが、明らかにやる気がない。
これが嘘偽りない、本心であるが、面接では尤もらしい事を言う能力を試されている側面があるので、悪手であったのかもしれない。
やはり御社の企業理念に共感しておくべきだったのであろうか。
しかし短期のバイトで、そこまでの情熱はないので、過去の俺は責められない。
やる気のない出勤頻度
今回応募したバイトは週2日~、一日4時間から勤務可と書いてあった。
なので俺はそれを真に受けて、週2日~、一日4時間勤務希望と予め電話で伝えた上で面接に臨んだ。
ただでさえ、38のおっさんて事で、大きなハンデを背負っているのに、このやる気のない出勤頻度では、落ちたのは当然かもしれない。
企業からしたら、なるべくシフトを埋めてくれる人の方がいいだろう。
俺は俺の価値を見誤る
よく考えたら、1年半くらい前にも、仕事に受からないと俺は嘆いていた。
基本的に頭脳が間抜けなので、すっかり忘れていた。
驕っている場合ではない。
働くのではなく、働かせて頂くのだ。
職が欲しければ、企業に忠誠を誓い、泥水を啜る覚悟が必要なのかもしれない。
しれっと短期バイトも落ちる
以前働いた事がある、派遣会社から、一日だけの短期バイト募集のメールが来てたから応募したら、全く返信がない。
ちなみに以前働いた時は、契約期間、無遅刻無欠席で何も問題を起こしていない。
「ちーぷらさんに紹介したいお仕事があります」とメールが来たから返信したのに、無反応なのはよく意味が分からない。
大量募集
ちなみにメールでは大量募集と記載してあった。
確かに人手が要りそうな業務内容なので、まぁ働けるだろうと思っていた。
その浅はかな思考が、今の現状を作っていると言っても過言ではない。
不要と言われる悲しみ
現状、金に困窮してる訳ではないので、バイトはしてもしなくてもどっちでもいいってのは本心だ。
ただ面接に落ちるという事は、
企業側から
「あなたは不要です。もう二度と弊社の敷地は跨がないで頂きたい。またブランドイメージを損なうので弊社のサービス、製品は今後一切利用しないで頂きたい。確かに弊社は年末の繁忙期に向けて人手不足ですが、あなたを雇うほど困っている訳ではない。
空腹だからと言って汚物を食べますか?あなたを雇うという事はそれほど人間の尊厳を損なう行為なのです。あなた如きに弊社で働けると思われた事が最大の屈辱です。時間を無駄にしました。私は人材採用に忙しいのです。人未満の方は目障りなので生活保護でも受けて、死ぬまでボロアパートに閉じこもっていて下さい。」
と言われているのに等しく、俺はとても悲しい。
おっさん界の若手
恐ろしい事は、俺は38でまだまだおっさん界では若手なのである。
若手で、これだけ職探しに苦労するという事は、今後、おっさん界の中堅、おっさん界のベテランになったらどうなってしまうのか。
おっさん界
ちなみに転職に活かせるような、経験、職歴、スキルがあったり、地位、家族、金がある者はおっさんとは呼ばれない。
おっさんとは、ただただ年を重ねただけの無能な男性への蔑称である。
おっさん界とは、そんな魑魅魍魎が渦巻く世界だ。
俺もどうやら気付いたらおっさん界の住人なっていたようだ。
おっさん界の先輩
俺の友人、宮古島さん(52)は、まごうことなき、おっさん界の先輩だ。
タイミーで日銭を稼ぎ、入谷の汚いドミトリーで生活する。おっさん界の模範囚。
稼いだ金は、酒と煙草と女に消える。
彼は、おっさん界の中堅といったところであろうか。
俺の数少ない友人であるが、狂ったように煙草を吸い、毎日酩酊するまで酒を飲む彼の寿命は恐らく短い。
おっさん界の住人は短命だ。
これからどうなっていくのか
今現在でも、女性は勿論、社会からも相手にされなくなって来ている。
今後年を重ね、頭髪は抜け落ち、贅肉は増え、加齢臭マシマシになったらどうなってしまうのか。
考えただけでも恐ろしい。
近い将来おっさん界の住人は全員駆逐されるかもしれない。
しかし、ここで一念発起して、おっさん界から抜け出せる程バイタリティがある奴は、そもそもおっさん界に落ちては来ないので、俺はおっさん界で天寿を全うする事であろう。