カザフスタンの首都アルマトイから、カスピ海を臨む最果ての地アクタウまで53時間の列車の旅です。
何もない荒野を走る列車はビンビンに浪漫を感じる。
目次
チケット購入
アルマトイ1駅とアルマトイ2駅があるが、2のほう。
アルマトイ2駅前のロータリーを少し外れた所にチケット売り場がある。
多分、駅でもチケットは購入できると思うからお好みで。
チケット売り場の外観
外観はこんな感じ。
ロシア語?カザフ語?が全く分からない俺にも、笑顔で接してくれる受付のおばちゃんが居たので、こっちをオススメする。
アルマトイ駅→マンギスタウ駅までのチケットを購入
アクタウまでの電車はないので、アルマトイ→マンギスタウまで列車で行って、そこからはバスで移動。
アルマトイ2駅
出発もアルマトイ2駅から。
23:58発。アルマトイ2→マンギスタウ。
53時間の列車の旅。浪漫浪漫浪漫。浪漫しかないぞ。
ウォーターサーバー
ウォーターサーバーがあるので、水の持ち込みは不要。
ちなみに俺はビビッて1.5L×3を持ち込んだが、全く不要だったぞ。
お湯も利用可。
定期的に駅に停車して、売店で食料を購入する事もできるので、何も買い込まなくても特に問題なし。
客室のドア
客室のドアがカードキーで入る雰囲気をビンビンに出しているが、そんな事はない。
俺はドア開け方が分からず、隣の部屋の人に聞いたら、鍵をかかっておらず、力で強引に開けてくれた。
まさに力こそパワー。
部屋の様子
部屋はこんな感じ。
上下段が2席ずつで計4席。
登り降りの手間がない、景色が見える等の理由から下段を強くお勧めする。
ちなみにコンセントは各席に一つずつ配置されている。
貴重品
鍵がかかる貴重品入れ等はないので、貴重品は自分で管理する。
俺はかなり放置してた。
時刻表
停車駅と停車時間が記載された時刻表。
乗車中は頻繁にこれを見て、次なる駅に夢を馳せる事になる。
ベットメイキング
シーツが支給されるのでベットメイキングは自分で行う。
53時間の列車の旅
53時間の移動とは2日と5時間。
24:00発なので列車で3泊する事になる。
ネット環境
カザフスタンは広く、大体よく分からない荒野を走行しているので、当然ネットなんか通じない。
駅の近くになると電波を拾うので、それを楽しみに駅を待つ。
麻薬犬
途中、麻薬犬みたいな犬が車内を巡回していた。
よく分からんが多分麻薬犬。誰かのペットの可能性もあるのか。
駅で買い物は可能
駅に停車すると、売店があったり、売り子おばちゃんが居たりするから、食料を買う事は可能。
なので俺みたいに乗車前に3日分の食料を買い込む必要はない。
アメニティー
アメニティーグッズも配られる。
靴ベラ、櫛、歯ブラシ、石鹸とか。
マンギスタウ駅着
53時間の移動の末、遂に終点マンギスタウ駅に到着。
バスでアクタウまで移動
マンギスタウの駅前から105番バスでアクタウの街まで移動可能。
バス停があり、他にも待ってる人がいるから、すぐに分かると思う。
アクタウ到着
長い旅路の末、最果ての地アクタウ到着。
おそらく、まだAM5:00くらいだと思うので、是非カスピ海でも見て時間を潰して欲しい。