東京を中心にシェアハウスを展開しているクロスハウスに半年住んでみての感想をお話します。
結論から言うとクロスハウスはマジおすすめ。
もちろん他人と同居するシェアハウスはデメリットもあるが、それを踏まえても有り余るメリットがある。
シェアハウスが気になる方、上京を検討している方の参考になれば幸い。
目次
クロスハウスとは?
クロスハウスとは都内を中心に業界最安値を誇るシェアハウス運営会社。
2007年創業、2021年に管理物件数450物件、入居者5000突破。
部屋のタイプ
部屋のタイプがドミトリー、セミプライベート、個室、家具付きアパートメントがある。
俺も住んでいて、クロスハウスの中心物件が個室タイプ。
シェアドアパートメント
シェアドアパートメントとは、クロスハウスオリジナルの呼び名で、アパートのように個室でプライバシーを確保しつつ、水回りを共有する事で家賃を抑える事ができる物件。
リビングがない
シェアハウスと言えば、某テレビ番組のように他の入居者との交流みたいなイメージがあるが、シェアドアパートメントにはリビングがないのが特徴。
全室が個室で、水回りやキッチンが共有。
個室内にテレビ、冷蔵庫、ベット、椅子、机、収納スペースがあるので、基本的に他の入居者との交流はない。
交流は苦手だけど、家賃を安く抑えたいって人にオススメ。
クロスハウスの内装
クロスハウスは築浅物件が多くて内装が綺麗なんだけど、イメージを掴むため公式ページの画像をいくつかあげておく。
キッチンには炊飯器、電子レンジ、電気ケトル、調理道具一式が揃っている。
洗濯機、乾燥機も無料で使える。(夜間は使用できない時間帯あり)
シャワールームも無料で使える。
あえて綺麗な写真を載せている訳ではなく、本当にこのくらい綺麗。
クロスハウスのメリット
初期費用が安い
クロスハウスは毎月の家賃も安いんだけど、それ以上に初期費用が安い。
上記の図の平均初期費用55万円は色々突込み所あるんだけど、それでもクロスハウスの初期費用が安い事に変わりはない。
3万円だけで入居できるのはかなり魅力。
家賃が安い
クロスハウスは家賃も安い。
個室の場合は最安30000円~+共益費10000円+システム利用料1000円の41000円で住める。
ちなみに共益費に水道光熱費Wi-Fiの費用が含まれるので、冷暖房代を気にしなくてもいいし、ネットも自分で契約する必要がない。
シェアハウスという事を考慮しても都内に41000円で住めるのは安い!!
ちなみのネットの速度は平日の20時に測定してこんな感じ。概ね問題なし。
家具、家電が一通り揃っている
家具家電が一通り揃っているので、何も用意しなくていい※布団は自分で用意
洗濯機、乾燥機も無料で使用可能(夜間は使用不可)
個室に自分用の冷蔵庫、TVあり。
キッチンに炊飯器、電子レンジ、電気ケトルなどあり。
調理器具も一通り揃っている。
消耗品も無料
トイレットペーパー、ハンドソープ、食器用洗剤なども置いてあり自由に使う事ができる。
※洗濯用洗剤、ボディーソープ、シャンプー等は自分で用意する必要あり
週に一回清掃が入る
共用部(キッチン、トイレ、シャワールーム、廊下等)は週に一回クリーンスタッフが清掃に来てくれるので自分で清掃をする必要がない。
立地がいい
人気エリアにも多数物件があるので、住みたい街に住める。
学校や会社に近い物件を選べるのは魅力。
アパート間の移動が無料
クロスハウスは住み心地保証をしている。
どんな理由でも物件移動が無料で行えるので、シェアハウス最大の懸念事項、同居人ガチャを外しても安心。
6重の管理体制
クロスハウスは6重の管理体制を敷いているらしい。
「①ハウスサポーター②クリーンスタッフ③メンテナンス④内覧スタッフ⑤監査⑥統括役員の巡回により6重の管理体制を行っております。」
との事だが、実際に住んでいる身としては特に実感はない。
ただ問い合わせをすると素早く対応してくれるし、今現在問題なく暮らせているのはきっと6重の管理体制のおかげなのであろう。
クロスハウスのデメリット
デメリットはあまりないが、あえて挙げるなら下記。
壁が薄い
はっきり言って壁は薄いと思う。
どのくらいの声量で話しているかは謎だが、隣室の電話の声はかなり聞こえる。
一般的なアパートと比べても音は漏れると思っておいて方がいい。
浴槽がない
シャワールームしかないため、浴槽につかる事ができない。
浴槽があったところで、一人で長々と風呂を独占するのも気が引けるのでシェアハウスに住む以上しょうがないと思う。
自炊は簡単な物しか作れない
キッチンに調理道具は一通り揃っているが、キッチンも一人で長々と占領するのは気が引けるから自ずと簡単なものしか作らなくなると思う
結局は同居人ガチャ
クロスハウスは素晴らしいと思うが、最終的に快適に住めるかどうかは結局同居人ガチャになると思う。
これは一般的な一人暮らしの物件でも言えるが、共用部をシェアしている分、シァアハウスの方がより要素が強い。
外国籍の方もいるし、若い人も多い。一人共用部を汚すやつがいると、ブロークンウィンドウ理論で汚れが汚れを呼ぶ。
週に一回清掃が入るが、逆に週一回しか来ないので清掃が入った直後に汚されるときつい。
喫煙するやつがいる
クロスハウスは全物件禁煙なのだが、俺の階下の奴が窓を開けて煙草を吸っていた。
さすがにクロスハウス側にクレームを入れたら、吸わなくなったが、他人と住むと我慢を強いられる事も当然ある。
女を連れ込むやつがいる
クロスハウスは本人以外入室禁止なのだが、女を連れ込む奴もいる。多分外国籍の方だと思うんだけど連れ込むと言うか住んでるのか?
しかしその外国籍と思われる女の子はコソコソするわけでもなく、堂々とキッチンで料理をしていたり、廊下ですれ違うと挨拶してくれる。
逆に清々しいし、うるさい訳でもないので、これに関しては放置。
クロスハウスは審査がない
クロスハウスは入居の際に特に審査がないので、無職でも入居可能。
一般的な物件の入居審査とは違い、保証会社の保証料が発生しないのはありがたいが、モラルがない人が紛れ込む確率はあがる。
興味があれば住んでみればいい
知らない誰かと住む以上、多かれ少なかれ不満は出てくる。
それは普通の賃貸契約の物件でも言えるだろうが、シェアハウスのほうがその比率は高い。
でも実際俺は快適に暮らしているし、立地や家賃を考えると満足している。
初期費用も安いし興味があるならまずは住んでみればいいと思う。
クロスハウスに向いてる人
半年間住んでみて俺が思うクロスハウスに向いている人は下記。
家賃(生活費)を抑えて都内で生活したい
初期費用を安く抑えたい
都内で短期間住みところが欲しい
あまり物は持ちたくない(ミニマリスト的な生活をしたい)
引っ越しが好きで気軽に住居を変更したい。
水回りが共用でも気にならない
以上の人はクロスハウスに向いてると思う。
上京する人にこそオススメしたい
何より地方から上京する人にこそクロスハウスをおすすめしたい。
俺も埼玉出身だから分かるが、初めて東京で部屋を借りる時は、家賃の相場も分からないし土地勘もない。
その中で高い初期費用を払って不動産屋の言われるまま住む家を決めてしまうのは非常にリスキー。
なのでまずはクロスハウスに入居して、東京の生活に慣れてきて住みたい駅が見つかれば無料で物件を移動してもいいし、改めて一人暮らしの物件を契約してもいい。住む場所は重要なので、その判断は東京の生活に慣れてからでいい。