冷蔵庫がない生活を約5年していたので暮らしっぷりをお伝えします。
金がなかった訳ではないが、冷蔵庫なしの生活を5年程していた。
冷蔵庫のない生活のメリット、デメリットをお伝えします。
目次
冷蔵庫を捨てた理由
冷蔵庫捨てた理由は、引っ越した1Kの家で冷蔵庫を置く場所がなかったから。
キッチンに冷蔵庫を置くスペースがあったんだけど、そこに置くと居室のドアが閉まらなくなってしまった。
居室に置くこともできたけど、それは嫌だったから捨てた。
冷蔵庫を家に置かなきゃいけない訳ではない
冷蔵庫を捨てるまでに、なんとかしてキッチンに置く事はできないかと試行錯誤したり、居室に置いても違和感ない場所を色々考えたけど答えは違うところにあった。
そもそも冷蔵庫を家のどこに置くかで悩んでいるけど、どこに置くかの前に、まず家に置くかどうかの選択肢があった。
物心ついた時から家に冷蔵庫があって、初めて一人暮らしをする時も当たり前のように冷蔵庫を購入したが、別に冷蔵庫を家に置いておかなきゃいけない訳ではない。
冷蔵庫を何処に置くかで思考の袋小路にはまっていたが、実はその選択肢は両方とも行き止まりだった。
冷蔵庫は家にあるのが普通と思いこんでいたんだと、自分で気付いた時はとてもすっきりした気分だった。
冷蔵庫がない生活のメリット
部屋がすっきりする
冷蔵庫は意外とでかい。一人用の100ℓくらいの冷蔵庫でも、そこそこ場所をとるからかなり部屋がすっきりする。
電気代が安くなる
一人暮らし用の冷蔵庫でも年間8000円~10000円の電気代がかかるらしいから、月に約830円程かかる計算になる。
微々たるものだが、安くなるに越したことはない。
食べ過ぎ防止になる
冷蔵庫がないと食料が保存できなくなる。
自炊する時も食べきれる量しか作らない。
深夜に小腹がすいても、保存している食料がなければ食べようがないので、食べ過ぎ防止に繋がる。
引っ越しが楽になる
俺は引っ越しが大好きな引っ越し貧乏なので、よく引っ越しをする。
大体1年半毎に引っ越しををしていて、引っ越し作業は自分で行っているんだけど、冷蔵庫がないだけで引っ越しの精神的ハードルが下がるし、当日の作業も一往復分楽になる。
冷蔵庫がない生活のデメリット
冷蔵庫がない生活の最大のデメリットは、食料が保存できない。
食料を保存するのが奴の役割だからね。
しかしこのデメリットが大きすぎるから、みんな冷蔵庫を使っているのだろうし、それが普通だと思う。
冷たい飲み物が飲めない
これが一番きつかった。
真夏だろうが冷たい飲み物が飲めない。冷たい飲み物を飲むためには灼熱の外出をしなければならない。
しかし案外、常温の飲み物にすぐ慣れる。
食費がかかる
自然と外食が増えるので食費が以前よりかさむようになる。かも
食事をするたびにが外出する必要がある
基本的に家に食料がないので、食事のたびに外出する必要がある。
休日なら朝昼晩の三回。これは面倒くさい。
冷蔵庫が家にないと言うと引かれる
誰かに冷蔵庫がない生活をしていると言うと大体引かれる。
あえて自分からは言わないが、話の流れで言うことになったり、誰かが家に来た時は大体引かれる。
祖母が心配する
婆ちゃんは、俺が冷蔵庫がない生活をしているのは、生活に困ってて金がないからだと思い込んでてずっと心配していた。
会うたびに、あえて冷蔵庫を置いてないだけで金に困っている訳ではないと説明しても、「孫は私たちを心配させないように強がっているだけだ。」と言っていたらしい。
改めて考えるとデメリット多いな(笑)
そりゃみんな冷蔵庫使うわ。
冷蔵庫がない生活は楽しい
思ってる以上にデメリットが多かったが冷蔵庫がない生活は楽しい。
なぜなら常に考える必要があり、生活に工夫が必要になるから。
スーパーに行った際も、これは常温保存が可能か?何時迄に食べきれそうか?要冷蔵だけど大丈夫だろ!とか色々考えて買い物していた。
食料を冷やす手段がないなら知恵で埋めるしかない。日常の不便さを知恵と工夫で乗り越えるのが俺は好きなんだと思う。
冷蔵庫は人類の英知の結晶
冷蔵庫がない生活は楽しいが、冷蔵庫は人類が発明した素晴らしい家電の一つだ。
せっかく人類の化学が進化して、長年人類を悩ませてきた食料保存問題を解決した冷蔵庫を使わない手はない。
せっかく令和という時代に生きているのだから、この時代に生まれたアドバンテージを生かして貰いたい。
冷蔵庫がない生活は縛りプレイ
冷蔵庫がない生活は縛りプレイみたいなものだ。
普通の生活に飽きたらやってみればいい。
まだ人生を正攻法で楽しめているなら、やる必要はないが、人生ちょっとした事でも楽しめる事を覚えておくと便利かもしれない。